めざましテレビ NEWS
きのう街から賛否の声が聴かれたのは、カスハラでの氏名公表。賛否が分かれたのは三重・桑名市議会できのう市長が提出した条例案。客からの理不尽な行為「カスタマーハラスメント」を防止するため悪質な客の名前を公表する制裁措置が盛り込まれている。条例案では、市がカスハラの相談窓口を設置し、弁護士らで作る第三者機関が「悪質」と判断した場合は警告。それでも改善されなければHP等で氏名を公表するとしている。“氏名公表”の条例案は全国初。議会で可決されれば来年4月1日から施行される。
カスハラ対策の動きは大手飲食チェーンでも。大手牛丼チェーン・吉野家では注文を巡ってトラブルになり、男性客が「店長を出せ」と要求したが、店長代理が対応したことで怒りがヒートアップしたという。吉野家HDは今週月曜日「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を発表。個人ではなく組織で対応するとし、警察などと連携すると明記。日本ケンタッキーフライドチキンもカスハラ抑止のポスターを掲示。周知や啓発をする狙いがあるという。