列島ニュース 山形局 昼のニュース
山形県はきょう、今月1日時点の人口推計が99万9378人だと発表した。100万人を下回ったのは記録が残る1920年以来初めて。また、東北6県では秋田県に次いで2番目。県によると、県の人口は29年連続で減少していて、要因として生まれた子どもの数が亡くなった人の数を下回り、少子高齢化が進んでいることや、県外に転出する若者や女性が多いことが挙げられるという。国立社会保障・人口問題研究所は山形県の将来の人口推計について、2050年には71万838人まで減ると予測している。県は人口減少を最重要課題と位置づけ、若者や女性の流出を抑える施策などについて検討する会議を立ち上げるなどして対策強化することにしている。