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きのう強い雨と雷に見舞われた群馬県では熱帯低気圧に変わった台風10号が大雨をもたらした。きのうまでに関東から九州にかけて500ミリ以上の雨量があり、雨は農作物にも影響し中でも収穫時期を迎えた新米が心配されている。今年は暑さの影響で生育が良好で例年より早く収穫を始めたが台風前にできたのは2割の収穫だけだった。8月平年比3.5倍の雨を記録した神奈川県小田原市では市内で土砂災害が相次ぎ畑が流された農家もあった。これから玉ねぎの種まきがあるが土砂崩れのおそれがある畑は使用せず収穫量は1t以上減少する見込みだという。綾瀬市の畑では台風対策をしたが長ナスには傷がつき、秋野菜の苗植えも2週間ほど遅れが出ている。都内スーパーでも関東が産地の葉物類が雨の影響で流通量が激減、値上がりしてきているという。農林水産省は先月30日にほうれんそう、大根、じゃがいも、ピーマンが猛暑の影響で9月は高くなる見通しだと発表、今後台風の影響が明らかになれば野菜価格はさらに値上がりする可能性がある。今後のコメの入荷状況について秋葉社長は新潟の生産者に聞いたところ今回の台風での大ダメージはなかったといいきょうも千葉県産の新米は予定通り入り滞りなく販売できそうな状況だとした。