ナゼそこ? (ナゼそこ?)
愛知県のほぼ中央に位置する山奥にある5世帯の集落を訪ねた。木俣俊介さんは自給自足生活を送っているワケあり移住者。名古屋市で将来安泰の職業についていたが、2年前に移住した。ある出来事がきっかかで街での生活を捨て、山奥に移住したという。その謎を探るべく、山暮らしに密着した。ニワトリを飼う小屋を建てるため土を耕していた。動物避けのネットを張った畑では白菜や大根を栽培。ガスは契約しておらず、料理は屋外の自作かまどを使う。大根・じゃがいも・魚肉ソーセージを煮込んで自家製大根カレーを作った。ご飯はパックをレンチン。食事は寝泊まりする3畳未満の小屋で食べる。元々あった古民家は隙間風がひどく、冬の寒さをしのげないため、約70万円をかけて小屋を手作りした。残ったカレーはタッパーに入れて保存。昼食後は薪を切り出した。木を焼いて出た灰は畑の肥料になるという。午後3時になると入浴の準備。シャワーに必要なバケツ1杯のお湯を沸かすのに30~40分かかるという。暗くなると寒くなってしまうので明るいうちに済ます。入浴中に以前は教師をしていたと明かした。
入浴後は灰で作った肥料を持って近所の吉口さん夫婦を訪ねた。移住後に最初に声をかけてくれた人たちで、お世話になっている。お裾分けのお返しで畑の野菜とコーヒーをくれた。住民みんなが木俣さんを助けてくれる。一人になりたいと山奥へ移住したが、温かい住民たちのおかけで暗い気持ちが和らいだという。家に戻ると夕食作り。もらった大根と白菜を煮込み、魚肉ソーセージを入れて塩ちゃんこ風ラーメンを作った。ガストが好きで家でメニューを再現して食べているという。現在は無職で将来に不安はあるが考えないようにしていると語った。
当初は失敗ばかりだったが、次第に教師の仕事に楽しさや魅力を感じていた。ナゼ教師を辞めることに?
