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3日後に投開票を迎える参議院選挙。きょうは1議席を争う新潟選挙区について伝える。新潟は日本一の米どころで、農村地域は元々自民党の支持基盤とされる。しかし令和の米騒動をきっかけに状況は大きく変化し、農家の票をめぐって激しい選挙戦となっている。立憲民主党の野田代表は現職候補の応援に立ち、備蓄米をめぐり「いざという時の備えをどんどん出して、足りなくなってきたら輸入米に頼るのか。食料自給率を上げることなんかできなくなる」などと政府の姿勢を批判した。2期目を目指す打越さく良候補は、党が打ち出す戸別所得補償制度などの農業政策を強調していた。対する自民党の石破総裁は、「民主党政権の時に基盤整備費が大きく減らされた」などと過去の農政を批判。新人の中村真衣候補も農政改革を呼びかけた。