モーサテ 日経朝特急
NTT法廃止について中空さんは「1985年にNTTになったときにできた法律なので、ずいぶん長い。そりゃ変えていいという気持ちに私もなっていた。NTTになって競争が浸透してきて、KDDIやソフトバンクなども出てきている中で、もう過渡期ではない。NTTはもともと時価総額も高い企業だったが、それもだんだん落ちてきている理由の1つとしては『国際競争力がないこと』。NTT法の廃止自体はあり得ると思っていた。ところがいろんないざこざで一切を見直すということは、競争力の観点はどうするのか?ということや、そもそもこの話が出てきたのは防衛費の財源のためなので、それはどうするんだ?ということについては教えて欲しいと思う」などと話した。PayPay銀行が金利を2%にすることについて松波さんは「銀行業界の預金獲得競争の始まりを象徴する記事だと思う。インフレ社会の入口に日本もようやく立っているという感じ。デフレ時代は銀行間は横並びの低金利だったそうなので、銀行間の競争は起きなかった。でも今後は有利な金利を求めた預金シフトも見込まれるため銀行間の優勝劣敗が進まざるを得なくなる、その入口かなと思う」などと話した。