新たに補助金6兆円投入 買い替え促進策に限界も?

2024年8月8日放送 6:33 - 6:38 テレビ東京
モーサテ 中国焦点

中長期の経済政策を議論する中国共産党の重要会議、三中全会が先月開かれた。習近平指導部が危機感を抱いているのが個人消費の停滞。北京市中心部にある家電量販店。店内にはいたるところに以旧換新と書かれた広告。これは習近平指導部が今注力する買い替え促進策。最新のスマート家電などへの買い替えを対象にこれまでに800億円余りの補助金を支給し低迷する消費の下支えに躍起になっている。この店ではセール期間中の売上が1年前に比べて3割ほど増えた。政策開始直後の4月5月は家電の売上が伸びたものの6月は一点マイナスに。専門家はこうした政策には副作用が伴うと指摘。さらに政策効果が乏しい現場も。先の見えない不動産不況によって業界では買い替え需要そのものが存在しないと嘆く。それを示すように、内装・建材類の売上は、政策導入後の4月以降も一貫してマイナスが続いている。7月の重要会議・三中全会で内需拡大を目指す方針を打ち出した中国。そして先月末、企業の設備更新を含む幅広い製品の買い替えを促す補助金として新たに6兆円余りを投入すると発表。


キーワード
中国共産党習近平北京市(中国)天津市(中国)丸紅中国三中全会

TVでた蔵 関連記事…

石破首相”日中 交流活発化に期待” (ニュース 2025/1/9 13:00

中国 物価上昇率鈍化 依然デフレ懸念 (ニュース 2025/1/9 13:00

中国の食料自給率に異変 急速な低下に対応策急… (大下容子ワイド!スクランブル 2025/1/8 10:25

「12年に1度の選挙の年」総力結集を強調 (情報ライブ ミヤネ屋 2025/1/7 13:55

自公幹部 予算案”年度内成立”確認 (ひるおび 2025/1/7 10:25

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.