ワールドビジネスサテライト (ニュース)
価格高騰が続くコメ。米処の新潟市で今年収穫された新米の品質検査がきょうから始まった。今後新米が本格的に流通することで、価格高騰は収まるのか。検査の結果主食用のコメには1等米の印がついた。JA新潟かがやきでは猛暑などへの対策として生産者に肥料を追加するタイミングを知らせるはがきを送付する他、暑さ対策の農業資材の購入補助を実施してきた。こうした対策で主食用は1等米となった。ただ7月の高温などが影響し酒米だけは「2等米」となった。コメを生産・販売する農業法人の伊藤亨兆社長は生産したコメはJAを通さず直接民間業者に販売している。現在スーパーでのコメ平均価格は5キロあたり3804円、伊藤社長は店頭価格が4000円を切るのはなかなか難しいのではと話している。
