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きのう日銀の短観が発表された。景気が良いと答えた製造業の企業から悪いと答えた企業を差し引いた指数は13で前回と変わらず横ばいだった。台風10号などの自然災害や円高の進行の影響も心配されていたが、インバウンド需要、小売りや宿泊飲食サービスなどが堅調で全体としては日本経済の底堅さを確認できた。BNPパリバ証券・河野龍太郎チーフエコノミストは「今回の短観は日銀の見通しに沿った結果で“オントラック”という解釈になる。米国経済のリスクが特段高まらなければ年内に利上げに動くと考えている」と話す。