先駆け!アーレーイーマー スマホのアーレーイーマー
2025年欠かせないものといえば「スマホ」その礎となった先駆け商品となったスマホの母は「電卓」だった。電卓開発の歴史を遡るとスマホにつながる驚きの秘密があった。20世紀初頭科学技術の進歩の中で自動計算機が求められ世界中が学者が開発、1964年に初のオントランジスタ電卓「コンペット CS10-A(シャープ)」535000円が誕生した。発売をきっかけに1960年代後半から70年代にかけ電卓戦争時代が到来、50社以上が市場に参入した。企業の一つカシオ広報によると当時の最先端技術であったため高度経済成長期に入っていたため計算に大きな需要があり、半導体技術を持った企業が流れ込んだという。開発競争が加熱する中、1972年歴史的な世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」が誕生、当時の価格帯は4万円台まで下がったがカシオミニは12800円でサイズは1/4以下だった。そこから1人1台の計算機が主流となり家庭にも普及していった。カシオミニの登場で電卓戦争は終結したがその間にイマにつながるテクノロジーとして液晶画面やテンキー式、小型化などが開発され技術が合体しイマのスマホに生かされているという。その後、1978年には喫煙サラリーマンの味方「クオーツライター電卓(CASIO)」やそろばんと融合した「ソロカル」など変わり種が登場。開発者たちの努力・挑戦があらゆる分野に影響し計算技術を文字に展開し電子辞書、時間で時計や映像でデジタルカメラになるなど半導体技術を使い色々なメディアに展開され今のAIの時代にも通じる変化となった。