Nスタ (ニュース)
3月に入っても審議が続く新年度予算案。きょう焦点となったのは高額療養費制度。立憲民主党は患者の負担上限額などを巡りさらなる見直しを迫った。高額療養費制度の見直しを全て凍結するよう求める野党側に対し、石破総理は「保険者の負担を過度に増やさないことも考えたい」として、”来年以降の引き上げ方について再検討する”などの方針に理解を求めた。JNN3月世論調査によると、高額療養費を巡る政府の方針について、「納得できない」56%という結果に。野党は命に関わる問題だとして追及する構え。大詰めとなる予算案の審議。きょう立憲民主党と国民民主党が新たな動き。両党はガソリンの暫定税率の廃止法案を共同提出。与党からは「野党は聞こえのいい法案ばっかり言って実現可能性がない」との声も。ガソリン減税に賛成の立場ではあるものの法案の共同提出に乗らなかった日本維新の会・吉村洋文代表は、今年4月からの減税は財源の問題で政府・与党が納得しないと指摘し、5党(自民・公明党・立憲・維新・国民)による協議体を新設すべきと主張した。政府与党はあす衆議院での予算案の追加を目指しているが、最終盤でギリギリの駆け引きが続いている。