未来のテンバガー候補銘柄

2025年8月12日放送 6:46 - 6:54 テレビ東京
モーサテ アメ株Update

秋口にかけて狙いたい未来のテンバガー候補銘柄について、ファーストパートナーズ・志村暢彦がスタジオ解説。テンバガー候補とは株価が10倍以上に上昇する可能性がある銘柄。ボラティリティーが下がると株価が上昇しやすく、買いに向かいにくい環境になる。先週の調査では半年後の株価を弱気に見るアメリカの個人投資家がやや増えた。7日に発動された相互関税などを受け、世界経済の成長への下押し圧力が高まっている中、株式市場は引き続きボラティリティーが高まると株価が下がる状況になっている。今年のような大統領任期初年度の月別VIX指数の平均を95年以降で見ると秋口に上昇している。成長鈍化を踏まえて9月の利下げ確率が約90%になっている。利下げに加えて減税と財政の拡張、規制緩和が想定され、米国債の金利がコントロールされる限りは関連企業への追い風は残る。ドルに価値が連動する暗号資産の普及を促すジーニアス法が先月18日に成立。今年のアメリカのIPOの数は8月1日時点で昨年を約50%上回り、7月末にも大型の新規上場があった。今後、新時代を切り開く銘柄が出やすい環境になっていくと言える。
ファーストパートナーズ・志村暢彦がスタジオ解説。志村が注目する未来のテンバガー候補銘柄は「ソーファイ・テクノロジーズ」「フィグマ」「C3.ai」「ブルーム・エナジー」。ソーファイ・テクノロジーズは総合フィンテック企業。銀行免許を取得して自社アプリで金融サービスを一元化し、フィンテックプラットフォーム「Galileo」を展開。自己資金による融資と預金受け入れが可能。ローンの借り換え需要が増加。ブロックチェーンや暗号資産がゲームチェンジャーになる。一方で、金利上昇による借入需要の減少、暗号資産関連事業のボラティリティーの高さ、若年層向けフィンテック事業の競争過熱のリスクがある。株価は4月以降上昇しているが、まだ20ドル前後で4-6月期決算は予想を上回って株価が上昇し、翌日には資金調達を発表して下落している。フィグマは複数人が同時操作可能なクラウド型デザインツールを提供。2012年に創業し、本社はサンフランシスコ。7月末にIPOを実施。製品デザイン分野におけるリーディング企業で、グーグルやMSGなどフォーチュン500企業の95%が利用。売上高の53%が米国外で粗利益率は約90%。一方、短期的に株価が大きく上下するリスクや景気後退時の解約リスクがある。株価は公開価格が33ドル。上場初日の初値が85ドルでその後急騰し、足元では初値割れを水準。


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