開運!なんでも鑑定団 (オープニング)
闘志あふれるディフェンスで相手の攻撃の芽をつみ、納得いかない判定には猛抗議。背番号5番の熱い男。闘将・柱谷哲二さん。小学校から大学まで全てのカテゴリーでキャプテン。大学卒業後、日産自動車サッカー部に入部。兄・幸一さんと数々のタイトルを獲得。1992年にヴェルディ川崎に移籍。Jリーグの記念すべき開幕戦ではヴェルディ川崎の選手として古巣の横浜マリノスと対戦。日本代表としては1992年ハンス・オフト監督が就任するとキャプテンに指名。規律重視の組織的サッカーを掲げるオフト監督と自由な発想でのプレーをのぞむ選手たちの間で意見が衝突。チームは空中分解寸前の危機的状況。そんな中、柱谷さんはチームメートに対し「俺はこのチームでワールドカップに行きたい。今の俺はオフトと心中する覚悟なんだ!」と宣言。これがきっかけとなり、日本代表はアジアトップクラスの強豪へと変貌をとげた。1993年アジア最終予選。勝てばW杯初出場というイラク戦、そのアディショナルタイム、まさかの同点ゴール。悲願の初出場はあと一歩かなわなかった。34歳で引退後は国内6クラブで監督を歴任。現在は花巻東高校のテクニカルアドバイザーを務めるなど還暦を過ぎてなおサッカーへの情熱を燃やす。