報道ステーション (ニュース)
自民党では来週の月曜日、両院議員懇談会の開催が決まっているがここで何かを決めることはできず、あくまで議員が意見を表明する場という位置づけとなっている。一部の議員が両院議員総会の開催を要求し、議員の3分の1以上の署名が集まった。かつて2009年に同様の署名が集まったが執行部は開催を拒否、議決権のない懇談会の開催にとどめた。結局直後の参院選で自民党は惨敗し政権交代となった。今回について官邸キャップの千々岩森生記者は「懇談会は予定通り行われる。その後総会の開催要求があったとしてもあくまでも判断は執行部に委ねられ総会が開かれる可能性は低いのでは」と指摘している。また来週金曜日には臨時国会が招集され、4日には石破総理も出席する集中審議が行われる予定となっている。大越健介は石破総理退陣論に対する反応について「総理総裁の顔を変えればみそぎが済むというような単純な考え方はもう済まないんだという国民の声を象徴的に表している。今回の選挙結果は自民党が党改革に取り組むことはもちろんだが、野党側も従来側の与野党対決一変党の構図では立ち行かないという警告を発している」とコメントした。