止まらぬ“言い間違い”バイデン氏再選に打撃/立て続け仏・独の首脳の名前も/米検察「記憶力乏しい」“機密文書”訴追見送り/「私の記憶力は大丈夫」反論するも…/トランプ氏も高齢不安 失言や言い間違いも…/前例なき高齢者対決?大統領選に漂う後退感/“再対決へ”行方は!?

2024年2月13日放送 12:55 - 13:14 TBS
ひるおび! (ニュース)

バイデン大統領の言い間違いが問題になっている。2022年には前の月に交通事故で死亡した共和党のジャッキー・ワロースキー議員を亡くなったことを忘れたかのように探した。今月4日に3年前のG7サミットでのフランス・マクロン大統領とのエピソードを披露した際には“ドイツ”と言い間違えた上に28年前に亡くなったミッテラン元大統領の名を口にした。今月7日にはドイツのメルケル前首相についてもコール元首相と2回言い間違えた。バイデン大統領はオバマ政権で副大統領を務めていたときに機密文書を自宅などに持ち出した疑惑がかけられているが、その捜査報告書を司法省が8日に公表した。機密文書や機密を含む手書きノートを故意に保持していたと指摘され、情報の一部は回顧録出版のためにゴーストライターと共有したと認定したという。しかしバイデン大統領の記憶力が著しく限られているとして刑事訴追は見送られている。裁判になれば陪審員は善意の記憶力の悪い高齢男性だと判断し、故意に重罪を犯したと陪審員を説得するのは難しいという。バイデン大統領は記者に反論したが、5分後にはんまたエジプトをメキシコと言い間違えた。息子ががんで亡くなった時期を覚えていないとされたことについては「お前らの知ったことかと思った。誰かに思い出させてもらう必要など全くない。」と猛反発した。報告書を公表したロバート・ハー特別検察官は共和党員でトランプ氏が任官した人物で、政治的意図もあると考えられる、と海野さんは解説した。
トランプ氏の失言や言い間違いが紹介された。海野氏は「最近の発言は年齢からくる間違いだと思われるものが多くなった」などと指摘。世論調査では「大統領選で同じ候補者をみることにうんざりしていて新たな候補者を望む」67%。中林さんは「国民が望んでいなくてもこの対決は避けられない」、海野さんは「民主党には若手で有望な大統領候補待機組が複数いるが抱負な資金力のバイデン氏に太刀打ちできない状態」などとしている。


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