波乱尽くしの株式市場/24年は”ダウングレード消費”に注目?

2024年1月30日放送 6:44 - 6:54 テレビ東京
モーサテ チャイナエコノミー

24年マーケット展望、注目は「ダウングレード消費」。去年12月から低迷が続いていたが今年に入って、上海総合指数・香港ハンセン株価指数、ともに下がっている。東洋証券奥山氏は「中国市場の先行き不透明感、不動産市場への懸念、金融緩和の見送りなどが市場で悪材料視され売りが優勢となっている。長期で見ても右肩下がりで推移している」などと解説。今月に入って中国のマーケットでは日本株ETFに人気が殺到し一時売買停止となった。これについて奥山氏は「背景には低迷する中国株にしびれを切らした中国の個人投資家が値動き良好な日本株ETFに資金をシフトしたことがあると思う」などと述べた。今年に入って中国に拠点を置く日系金融機関には日本市場に関する問い合わせが増えている。奥山氏は「中国で日本株のETFが人気とは言え、この人気の高まりが日本のマーケット、株価形勢に与える影響は大きくない」との見解を示した。中国が経済金融面で懸念しているのは海外資本の引き上げ、通貨の下落などの動き。これを防ぐためには強い経済の体制構築が必要になるなどとした。


キーワード
中国共産党東洋証券習近平BYD全国人民代表大会上海総合指数香港ハンセン株価指数ブルームバーグ良品舗子MIXUEGood me

TVでた蔵 関連記事…

好調な香港株 今後を占う改革の行方 (モーサテ 2024/5/28 5:45

「5%前後」に向けた不動産政策 (モーサテ 2024/3/25 5:45

堅調消費が鮮明に…デフレ懸念の行方は? (モーサテ 2023/11/28 5:45

禊は終わり?テック系銘柄は反転なるか (モーサテ 2023/7/25 5:45

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.