遠くへ行きたい 遠くへ行きたい
佐渡島にきている津田寛治。独特な地形をしているこの場所に珍しい牧場があるという。関岬放牧場では出産を控えた雌牛ばかりで海に近いこの環境が良いという。放牧によって足腰が鍛えられるというが全国でも肉質がよいと評判の黒毛和牛で一年で出荷されるのはわずか30頭ほど。次にレストラン こさどにやってきた津田はここで佐渡牛を頼む。佐渡牛は味付けを塩とコショウのみで、焼き方はミディアム。 佐渡牛のサーロインステーキの味の感想に津田は口の中で溶けると答え柔らかいと答えた。
次に向かったのは相川地区。佐渡版画村美術館にやってきたが、佐渡は知られざる版画の島。佐渡出身の版画家高橋信一さんを中心に約50年前に故郷の風景を版画で残す活動が行われた。以来島の人々によって版画が生み出されている。中でもカラフルな作品で注目を集めているのは再生と蝶の三月。本間尚子さんはここに飾られている作品を製作したが、その作品に込めた思いを語った。津田も版画づくりを体験した。
次にやってきたのは佐渡の海へ。民宿たきもとにやってきた津田。ここでは珍しい食材をとることができる。津田は海岸の岩場を訪れカメノテと呼ばれる亀の手にそっくりな甲殻類をとった。塩ゆでにしていきそれを食べる。津田は味の感想に美味しいと答えおつまみと答えた。