THE TIME, 全力TIMEライン
電子書籍の普及などにより町の書店は10年で4600店以上も減っている。各地の書店の生き残り策を取材した。コンビニ店舗の奥に約6000冊の本を売っている「LAWSONマチの本屋さん」は、“本屋さんゼロ”の場所に出店している。24時間利用できる利点がある他、兵庫・神戸市(神戸ジェームス山店)では阪神タイガースのコーナーを設置するなど、地域の特色に合わせたコーナーを設置することでコンビニ商品と本の買い合わせ効果が期待できる。今週末には11店舗目が富山県にオープンする。大阪・鶴見区の正和堂書店は30種類以上のブックカバーを配布している。京都・「本と野菜 OyOy」では本と野菜がコラボし、約30種類の新鮮な地元野菜と一緒に本を販売している。相乗効果で2020年のオープン時から売上は伸び続けている。