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バツラフさんとアイザックくんは紀州備長炭生産量日本一の和歌山・日高川町を訪れた。紀州備長炭は、江戸時代、備中屋長左衛門が名付け無形民俗文化財に認定されている。バツラフさんらは紀州備長炭を作る湯上彰浩さん兄弟の工房を訪ねた。湯上彰浩さんらの作る炭はミシュラン掲載店でも使われている。紀州備長炭は鉄にも匹敵する硬さで最高の火力と火持ちを発揮する。原料になるのがウバメガシの木。伐採からやり、釜の中に木を入れて出来上がるまでに2週間かかる。バツラフさんとアイザックくんは紀州備長炭の作り方を体験した。釜の中には約5トンの木材が入るという。手作業で釜に詰めていき、中の温度は157℃。釜から出すタイミングは煙の匂い、色、量を見て判断するという。作業後、備長炭を使い、バーベキューを楽しんだ。湯上彰浩さんは高校卒業後、看護師になったが、弟に任せていた家業を手伝いたいと製炭士になった。翌日、窯出し当日。バツラフさんとアイザックくんは湯上彰浩さんらに感謝の気持ちとし焼き鳥を作って持ってきていた。焼き鳥を食べ湯上彰浩さんは「焼き加減がちょうどいい」などと話した。