THE TIME, THE TIME,マーケティング部
今日のテーマはうどんチェーンの人気の秘密を調査。各地のご当地うどんが続々上京。月刊食堂の編集長は「関東は讃岐うどんチェーン一強の市場だが、コロナ明けから地方から東京に進出しているチェーン店が増えている」という。創業49年の資さんうどんは西日本に73店舗を展開しており、先月上京。両国にオープンすると連日大混雑となっている。1番人気は煮込んだ牛肉とごぼうの天ぷらが乗っている「肉ごぼ天うどん」で790円。甘みのある出汁とやわらかい麺が特徴。福岡ではうどんと一緒にぼた餅を食べる習慣があるという。メニューは150種類以上で24時間営業。
愛知県名古屋市で愛される名店も上京。創業109年の長命うどん。看板メニューは1杯のどんぶりにうどんと中華麺が乗っている「う中」。うどんときしめん、中華麺が乗っているの「うき中」。恵比寿界隈を魅了している。大阪から上京したのは大阪を中心に全国で30店近く展開しているKASUYA。かすうどんの専門店で内臓肉を揚げた油かすが入っているうどんだという。KASUYAは1995年創業。もっちり食感にツルッとした食感の大阪うどんに関西風出汁に油かすが乗っている。タコ焼きが乗ったものやカレーかすうどんなどもある。東京に進出するうどんやについて月刊食堂の編集長は「多店化か商品価値を高めるブランディングかという違いがある」と
指摘。
上京ブランディングに成功した群馬のうどんが花山うどん。商品が個性的だという。創業131年の 五代目 花山うどんが銀座に出店し、個性的なうどんで常に満席となっている。目当てとなっているのが「鬼ひも川 ざる二味」。うどんの幅は5センチ。独自路線で人気になり、現在は5店舗。花山うどんは飲食店ではなく元は製麺所のため、おみやげ物に強いし取り寄せもできるという。