特定外来生物大発生で漁師悲鳴

2024年6月21日放送 7:26 - 7:30 TBS
THE TIME, 追っかけTIME,

先月富山では特定外来生物のアリゲーターガーが捕獲されたニュースを伝えた。きのう午前4時ごろ茨城・霞ヶ浦ではテナガエビ漁が旬だが厄介者の特定外来生物のアメリカナマズが大量発生、悩みのタネで漁師・皆藤勝さんは「(エビは)(1キロもとれない状況」などと話した。元は食用で輸入され農水省によるとアメリカナマズは埼玉で養殖されていて1982年の台風により個体が川に逃げ出し霞ヶ浦に到来し増えたということ。いまでは全国の川や湖でも確認され2005年に特定外来生物に指定、体長は最大1mを超え鋭いトゲによる被害もあるという。なんでも食べる大食漢で来月からワカサギ、シラウオ漁の解禁も控えているがこのままでは漁獲量激減の可能性もあるということ。さらに釣り人による不法投棄も急増も深刻な問題に。かすみがうら市地域おこし協力隊・長里さんは最初に見た時20匹以上が干からびた状態で散乱していたと話し悪臭やトゲが刺さるなど大怪我に繋がる恐れもあるという。茨城県は捕獲したアメリカナマズを持ってくるだけでエビの佃煮の引換券と交換できる取り組みを先週から開始、集められたナマズは魚粉などに加工され養殖のエサとして活用されているという。道の駅ではアメリカナマズを使ったハンバーガー「なめパックン」を発売、つくば市の中華料理店では揚げたアメリカナマズの白身でラーズーナマズを作り大人気となっている。さらにアメリカナマズ入りのラー油とXO醤を開発したということ。


キーワード
茨城県農林水産省特定外来生物なめパックンバナナ行方市(茨城)富山県つくば市(茨城)霞ヶ浦アメリカナマズアリゲーターガーテナガエビシラウオワカサギ埼玉県かすみがうら市麻辣十食ラーズーナマズ

TVでた蔵 関連記事…

大繁殖…茶色で埋め尽くしたのは (news every. 2025/1/10 15:50

外来種 ヌートリア 救世主→害獣 変化したワケ (羽鳥慎一モーニングショー 2024/10/31 8:00

「特定外来生物」の生息域拡大か (ニュースウオッチ9 2024/5/24 21:00

千葉で増加 「キョン」茨城県が報奨金 (ZIP! 2024/5/22 5:50

9位 水たまりにアリゲーターガー 特定外来生物… (THE TIME, 2024/5/22 5:20

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.