異変 水温上昇でカキ育たず 養殖ブリ卸売価格700円↗

2025年8月29日放送 17:13 - 17:18 TBS
Nスタ 日比麻音子のきょうのイチバン

千葉県富津市ではカキの養殖が盛んだが、いま江戸前オイスターに異変が起きている。海に出てみると、育てたカキのおよそ半分が死んでしまう異常事態に。原因は連日の猛暑。カキに適した水温は15~25度とされるが、午前7時の時点で水温はすでに26度を超え、午後には30度を上回ることもあるため、死滅するカキが相次いでいる。さらに水温上昇の影響で天敵のフジツボが増殖し、水の流れが悪化して成長を妨げているという。この結果、生産量が減少し、1個あたり最大50円の値上げに踏み切った。
スーパーで販売される寿司の盛り合わせにも、猛暑の影響が及んでいる。天然ものに比べて価格が安定していた養殖ブリまでも値上がりしているという。背景には海水温の上昇がある。高知の養殖場では昨年以降、ブリの大量死が相次ぎ、成長が遅れて小ぶりの魚も増加。その結果、1キロあたりの卸価格は600〜700円上昇している。きょう発表された東京の消費者物価は2.5%上昇。魚など生鮮食品は4%あまり上昇している。農水省の調査でも、トマトやきゅうりは猛暑や豪雨の影響で値上がり。卵も東京地区のMサイズが1キロあたり310円となり、10か月連続で前年を上回った。さらに9月には1422品目が値上げ予定。ロッテの「雪見だいふく」や明治の「スーパーカップ」などアイス、亀田製菓の「ハッピーターン」やニチレイの冷凍「焼おにぎり」など米を原料とした食品も対象。10月には値上げが3000品目を超え、値上げは日常となりつつある。


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