NHKニュース おはよう日本 (特集)
豪雨により、所有する農地の7割に被害を受けた輪島市の農家・干場さん。多くは復旧の見通し立たず。収入が大幅に減少した状態が数年続く可能性も。市や町は復旧工事を進めているが、複雑な工程の多くを手作業で行うため難航。干場さんは、被害直前に新たに麦の栽培を始めようと国の補助金で設備を購入していた。農地の復旧工事を農家自ら進めて費用が後から支払われる国の制度「直営施工」を頼ることに。現在、工事の開始時期などについて相談を重ねている。県によると同様の相談は20件ほど。今後も増える見込み。課題は、市や町の担当者の経験不足。