2025年2月14日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
上岡亮 小山径 秋鹿真人 一柳亜矢子 小野文惠 中村信博 坂下恵理 宮崎浩輔 和田弥月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(金沢局 昼のニュース)
のと鉄道 「語り部観光列車」の試乗会

能登半島地震で被災した乗務員が当時の経験を伝えるのと鉄道の語り部観光列車の運行が4月から始まるのを前に県や自治体の関係者を対象に試乗会が開かれた。今日行われた試乗会では、七尾駅から穴水駅まで語り部観光列車が運行され、能登地方の自治体のトップや馳知事が乗車した。能登半島地震の際、乗務員として勤務していた宮下左文さんが語り部を務め、列車が出発すると今も倒壊した住宅や、傾いた電柱が見える車窓の様子や地震直後の沿線の状況について説明した。能登中島駅に近づくと、当時列車は停車中だったというが、地震で大きく揺れて立っていられなかったことなどを振り返った。語り部観光列車は、4月6日~土日祝日に1日3往復運航され、1か月前から電話などで予約を受け付けるという。

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能登半島地震 七尾市で復興プランまとまる

能登半島地震を受け、七尾市は地元の事業者や住民の代表と話し合いを重ね、災害に強い街づくりなどの復興プランをまとめた。この中で重点的に取り組む事業として被災者一人一人に寄り添った生活再建プロジェクトが挙げられ、恒久的な住まいの再建支援に取り組みながら令和7年度から災害公営住宅の建設を開始し、令和8年度から仮設住宅の再利用による安価な住宅の提供をスタートさせる計画が盛り込まれた。七尾市は今後、復興プランを市の予算案に反映していく予定だという。

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(大分局 昼のニュース)
「災害関連死ゼロ」目指して 県 新年度「災害ケースマネジメント」進める

大分県が被災者の支援体制を強化するため、NPOなどとの調整を行う連絡会議を立ち上げ、一人一人の状況に応じたきめ細かな支援を行う災害ケースマネジメントの取り組みを新年度進めていくことがわかった。災害ケースマネジメントは、おととし国の防災基本計画の中で自治体の努力義務として位置づけられていたが、全国的に支援の仕組み作りが進んでおらず、去年の能登半島地震では災害関連死を防ぐための課題となった。連絡会議は、県内外のさまざまな支援者との情報共有や調整を行うためのもので、平時から連携を深めることで、支援体制を強化するねらいがあるという。新年度に研修会などを実施し、市町村などの職員に災害ケースマネジメントの手法に対する理解を深めてもらう予定だという。県は、関係者が連携することで、きめ細やかな支援を継続できる体制を確立し「災害関連死ゼロ」を目指したいとしている。

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継ぎたい人とマッチング 中小企業の事業継承イベント

後継者がいない中小企業と事業を引き継ぎたい人を引き合わせて、事業承継につなげようというイベントが大分市で開かれた。日本政策金融公庫が開いたもので、きのうは大分市の会場に後継者を探している飲食店や自動車販売店の経営者3人が集まり、事業の引き継ぎを検討しているおよそ100人がオンラインで参加した。この後行われた交流会では、双方が意見交換を行うなどしていた。

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(松江局 昼のニュース)
安来市 ペットボトルの水平リサイクルで協定

安来市は、ことし4月から使用済みのペットボトルを新しいペットボトルに再生する「水平リサイクル」の取り組みを始めることになり、飲料メーカーなどと協定を結んだ。きょうは安来市役所で協定の締結式が行われ、安来市と、大手飲料メーカーや松江市の廃棄物業者など3社の担当者らが出席した。安来市では、年間およそ40トンのペットボトルが回収されていて、「水平リサイクル」の協定を結ぶのは、県内で初めて。

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浜田 水産加工工場 建設へ

浜田漁港で盛んに水揚げされているアジを生かそうと、浜田市に福岡県の水産会社の加工工場が建設されることになった。浜田市に水産加工工場を建設するのは福岡県の水産会社「三陽」。この会社は、全国9道府県に水産加工工場などを展開していて、従業員数は合わせておよそ420人、本社の年商は258億円の規模。建設にあたって浜田市は会社と協定を締結し、加工工場の候補地を調整することや、浜田漁港の水揚げ量を増やしていくこと、それに水産加工品の販売を強化していくことになった。今後事業計画の検討や策定などを行い、2028年度末までに操業を開始する予定。

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(高松局 昼のニュース)
園児たちがひな人形を見学

3月3日の桃の節句を前に、観音寺市の寺で、こども園の園児たちが玄関に飾られたひな人形を見学した。玄関の3畳間には御殿飾りや七段飾り、それに市松人形などが飾られていて、住職の妻の高橋準子さんがそれぞれの人形や道具について説明した。

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西光寺観音寺市(香川)
性的マイノリティーの理解を 企業向けハンドブック作成

性的マイノリティーの人たちが働きやすい職場環境を作ろうと、香川県は企業の性的マイノリティーに対する理解を深めるためのハンドブックを作成した。香川県はおととし10月、県内の市や町が認証した同性カップルに県営住宅への入居などを認める「県パートナーシップ制度」を導入し、性的マイノリティーの人への理解促進に取り組んでいる。今月新たに企業や法人などの事業者向けに、性的マイノリティーに関する法律や制度などをまとめたハンドブックを作成。この中ではLGBTQなど多様な性のあり方があることや厚生労働省の指針が、性的指向や性自認に対する侮辱的な言動はハラスメントにあたると明記していることなどを紹介している。またおととし県が行った調査で、勤務先で性的マイノリティーへの配慮や支援があるか聞いたところ、およそ半数が「特にない、分からない」と答えた。県は今後、経済団体や自治体におよそ3700部を配り、職場環境の改善を呼びかけることにしている。

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パートナーシップ制度厚生労働省
(大阪局 昼のニュース)
和歌山 白浜町 ”ありがとう”バレンタインデーに気持ち贈るね

バレンタインデーのきょう、和歌山・白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」ではジャイアントパンダにハート型の氷がプレゼントされた。

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(高知局 昼のニュース)
須崎市 バレンタインデー しんじょう君にも

バレンタインデーのきょう、須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」にも全国のファンからチョコレートなどのプレゼントが届いた。しんじょう君には、バレンタインデーに合わせて毎年、全国のファンからプレゼントが贈られていて、ことしもチョコレートなどのプレゼントおよそ200個が届いた。しんじょう君はファンが手作りした警察官の衣装を着て登場し、並べられたプレゼントを眺めて喜びをかみしめているようだった。今回届いたチョコレートなどのお菓子は、およそ半年かけてしんじょう君がすべて食べる予定だという。

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須崎(高知)
(気象情報)
列島LIVE 秋田 横手

横手の中継映像が流れた。

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横手(秋田)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

列島リポート
福井 越前 色鉛筆アートに”生きる思い”こめて

短くなった色鉛筆や捨てられてしまう削り屑を使ったアートを作るサスティナブルアート作家・吉田ときおさん。吉田さんは40歳のころから趣味で絵を描いていた。4年前、手術を受け退院後に制作した作品は鉛筆の削り屑さえも新たな生命を得たように輝いていた。去年、吉田さんの胃にがんが見つかった。手術は無事成功。吉田さんがベッドの上で絵を描いた。

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白山(石川)
5分でうまいッ!
鹿児島 桜島 大きさも味もサイコー!桜島大根

きょうの食材は鹿児島の「桜島大根」。活火山の桜島で有名な鹿児島で桜島大根の多くが作られている。生産者・山崎正志さんは生まれも育ちも桜島。父の代から大根を作り続けている。桜島大根は1株につき100枚以上の葉をつける。一般的な青首大根と比べて葉の色が濃い。これは日の光を吸収する葉緑素が多い証拠。たくさんの葉を使って光合成を盛んに行うことで養分が蓄えられ大根が大きくなる。特にふもとの畑では軽石が多く降りこれが大根の栽培に欠かせないという。雨が降って畑にしみ込んだ水分は軽石の中に蓄えられる。日照りが続いても大根の根はこの軽石から水分を吸収し成長を続けることができる。身の細胞分裂も活発になり緻密で滑らかな食感になるという。

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さわやか自然百景 3min.
北海道 斜里川

北海道知床半島の付け根を流れる斜里川。長さは50キロほど。林や農地の間を縫うように流れる。冬、最低気温はマイナス20度近くにまで下がる。しかし斜里川は真冬でも地下水がいたるところから湧き出しているため凍らない。こうした環境を求めて海からやってくる魚がいる。サケが繁殖のために集まってきた。そこへやってきたのはオジロワシ。浅瀬で弱ったサケを見つけると片足で岸に引き揚げた。オオワシも登場。強烈な体当たりで獲物を奪い取る。厳しい冬生き残りをかけた熾烈な闘いが続く。サケの近くにたくさんのヤマメやアメマスが泳いでおり、サケの卵が流れてくるのを待ち構えている。さらに川の上にはヤマセミがいる。厳しい冬サケの周りにいる小魚もまた鳥たちのごちそう。

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日めくりカレンダー
東京 猛吹雪に

昭和26年2月14日の夜、東京が猛吹雪に見舞われ、翌日交通がストップするなど大きな影響が出た。この日東京は強い低気圧の影響で風速25メートルを超える猛吹雪となり翌日にかけ30センチを超える積雪を記録した。鉄道は完全にまひ。一部の列車は線路で立往生。およそ1万人の乗客が車中で夜を明かした。翌日の東京は春のような暖かさ。しかし除雪が進まず電車の復旧は夜までかかった。銀世界に覆われた不思議な東京の風景。

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東京都
巨大松明で鬼を払う”だだおし”

毎年2月14日、奈良県桜井市にある長谷寺で燃え盛る巨大松明で悪い鬼を追い払う火祭り「だだおし」が行われる。1000年以上前から伝わるとされるこの祭り。だだおしと呼ばれるようになったのは「だん、だん」と鳴り響く足音からとも額に押された「だんだ」と呼ばれるえんま大王の印からとも言われる。大きなたいまつを持った男たちが赤、青、緑の3匹の鬼を追いかける。捕まるまいと暴れる鬼たち。火の粉が激しく舞い祭りは最高潮を迎える。参拝客の顔もたいまつの火に照らされるだだおし。大和路に春を呼ぶ火祭り。

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だだおし桜井市(奈良)総本山 長谷寺
秋田 仙北”火振りかまくら”

毎年2月14日、秋田県仙北市の角館町では火のついた炭俵を振り回し五穀豊じょうを願う「火振りかまくら」が行われる。炭俵に火をつけ長い縄を回す。火で体が清められ災いを払うと言われている。神聖なかまどの火を振り回したことがその名に残る「火振りかまくら」。雪の上に火の粉が飛び散ると雪どけが早まるともいわれてる。雪国に春を呼ぶ祭り。炎の輪が闇に浮かび上がる幻想的な光景。

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火振りかまくら角館町(秋田)
スタジオトーク

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