ナゼそこ? (移住家族数珠繫ぎ 謎の仙人 ひと晩泊めてください3時間半SP)
福岡の山の中でほぼ0円生活をしている努さんに話を聞いた。努さんは猪の背骨とブリでスープを作り始めた。羽釜は竹を使い、炭はアルカリ洗剤にしている。スープにニンニクの芽、白ナス、ウインナー、カレールーを加えて特製カレーを作り、銀杏ご飯にかけて食べた。2階には自作のビリヤード台があった。洗濯機がないため洗濯物はお風呂に入る時に洗っている。努さんはプロのトランペット奏者で国立のオペラオーケストラに所属していた。大学は武蔵野音楽大学で、トランペットを専攻していた。23歳までは東京で演奏活動をして、24歳でドイツに音楽留学した。35歳でカイロオペラオーケストラに受かり、首席トランペットに抜擢された。ドイツやブルガリアなど各国で演奏していた。その後ホルン奏者を目指してホルンを買うためにトランペットを売ったが、相手が音信不通になった。エジプトで無一文になってしまい、エジプトポンドの暴落で給料も3分の1になった。さらに新型コロナウイルスの影響で仕事を失った。両親にも助けを認められず47歳で日本に帰国。音が自由に出せる場所を探し、今の家への移住を決意した。