サンデーモーニング (一週間のニュース)
18日の水曜日、アメリカの中央銀行に当たるFRBは政策金利を0.5%引き下げることを決めた。インフレが加速していたアメリカはこれまで利上げを繰り返して引き締めを行ってきたが、4年半ぶりに緩和へと大きく政策転換した。一方、日銀は20日、短期金利0.25%の現状維持を決めた。植田総裁は経済・物価の動向が見通しどおりであれば利上げを進めていく考えを示したが、タイミングは見極めると強調している。日銀・植田和男総裁は「すぐ利上げということにはならない。政策判断にあたって確認していく時間的な余裕はある」とコメント。この発言を受けて円安が進行、円相場は一時1ドル=144円台半ばをつける場面があった。