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魚の仕入れ価格の高騰などで、 寿司店やスーパーのお寿司に影響が出ている。神奈川・横浜市のスーパーセルシオ和田町店では魚の仕入れ値に加え、今年に入ってシャリの白米も値上がり。高値の「穴子」に代わって安く仕入れられた「うなぎ」にネタを変更して価格を維持している。
東京・八王子市の寿司店・淳ちゃん寿司の人気はメニューは「海鮮丼」だが、魚の仕入れ値が以前に比べて5倍以上に上がっているものもあるため赤字覚悟の価格で、魚の仕入れ値や光熱費の上昇がネックになっている。
8月の企業の倒産件数は過去10年で最多で、飲食店のが大幅に増加した。東京商工リサーチによると、すし店の倒産が深刻。大手回転寿司チェーン・くら寿司では円安などの影響で輸入の魚の仕入れ値が上昇し、円安の影響を受けづらい国産のネタ数を拡大中で、去年から各地域でとれた魚をその地域の店舗で販売する取り組みを行っている。