国際報道 (ニュース)
投票日まで2カ月を切った米国大統領選挙。ハリス副大統領とトランプ前大統領による初のテレビ討論会が日本時間の明日行われる。前回のテレビ討論会ではバイデン大統領が精細を欠き撤退に追い込まれただけに、討論会のパフォーマンス次第では選挙戦の行方を左右し兼ねない極めて重要な場となる。テレビ討論会が行われるのは激戦州の1つ、ペンシルベニア州フィラデルフィア。ハリス氏の陣営が強調したのは“討論会に向けて過激で正気を失ったトランプ氏は復讐と報復の危険な脅しを強めている。国民はトランプ氏の独りよがりの復讐を拒否し前向きなビジョンを持つハリス氏を選ぶことになる”とした。トランプ氏側は副大統領としての責任などを追求する構えを示した。最新の支持率はハリス氏・トランプ氏共に49%と拮抗。また勝敗を左右するとされる7つの激戦州のうち5つの州でハリス氏がリード。一方で、知名度について十分知っているという回答はハリス氏が71%に対し、トランプ氏は90%だった。