米 7月 雇用統計/ユーロ圏 7月 消費者物価指数

2025年8月1日放送 6:13 - 6:16 テレビ東京
モーサテ (ニュース)

アメリカの雇用統計について門間さんは「先ほどのニュースでパウエルFRB理事長がトランプさんに怒れられていましたけど、9月に利下げするかというのを占う意味で今晩出てくる第一弾の雇用統計が大事な情報となる。市場はヘッドラインを非農業部門雇用者数11万人というところに注目しがちだが、一番大きなポイントは失業率。人数は移民が抑制されているので読みにくくなっている。前回6月の4.1%→4.2に若干上がると予想されているが、6月のFRBの経済見通しでは年末に4.5まで上がるとなっている。それをもとに2回利下げをするという組み合わせになっている。今晩の数字は4.2か4.3と上がり気味ならそういうイメージかなと思う。4.1のままや4.0など下がったりすると9月の利下げ期待が一気に後退し、またトランプさんに怒られるという感じになる」などと話した。棚瀬さんの注目は7月のユーロ圏の消費者物価で、「先日ECBの金融政策決定会合があり、据え置きは予想通りだったが、内容がタカ派的だったということで『次の利下げが先送りになるのでは?』という見方が強まっている。ECBの金融政策に与える影響の観点から消費者物価に注目が必要。仮にインフレ圧力が予想よりも高いとなると、ECBの利下げがさらに遅れるという見方が強まるのではないかと思う。なぜCPIに注目するかと言うと、ECBの金融政策との関連で見ているが、4月の相互関税発表以降、ECBとFRBの金融政策見通し格差とユーロドルの相関が崩れた。当時ならCPIが強くECBの利下げが遅れそうでもユーロ相場への影響はあまりなかったと思うが、足元では相関が強まってきているので、そういった観点ではCPIがECBの金融政策見通しに与える影響がユーロの為替の観点から見ても重要と言える」などと話した。


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欧州中央銀行ドナルド・ジョン・トランプ連邦準備制度理事会ジェローム・パウエル

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