ワールドビジネスサテライト トレたま neo
明治大学・中野キャンパスを訪れた。油の味や食感を再現する装置の紹介。中には味を再現する苦みや辛みの成分や滑らかさを出す寒天などを液体にしたものが入っている。事前にオリーブオイルの味や食感をセンサーなどで計測して数値化。データに合わせて成分を調合することで再現している。これまでにも梅干しの味などを再現できるマシンや塩味を強く感じられる箸などを開発してきた。宮下教授は「食の中で我慢していることを全て取っ払えればと思っている」などと話した。研究室では脂質ゼロのクリームを作る装置も開発。ゼラチンの粉末や甘味料などを混ぜて味や食感を再現している。資質ゼロの油に企業も注目している。