テレビ寺子屋 (テレビ寺子屋)
玉川大学の教授である大豆生田啓友が「自分の世界を広げる絵本」をテーマに講演を実施。大豆生田は絵本はコミュニケーションツールとして優れているなどと語った。大豆生田は絵本「雨、あめ(評論社)/作:ピーター・スピアー」を紹介し、絵だけで物語を伝えており、字がない分、子どもたちと一緒に物語を予想し会話が発展することができたなどと語った。大豆生田は絵本「クリスマス・イブのおはなし/作:長尾玲子(福音館書店)」から「あっちゃんとゆびにんぎょう」を紹介し、登場人物の女の子がケーキ屋へのお礼として手作りのゆびにんぎょうをこっそり届ける物語であり、絵本を呼んだ子どもたちは登場人物の女の子と自分を重ねて物事を考えていたなどと伝えた。
大豆生田は絵本「クリスマス・イブのおはなし/作:長尾玲子(福音館書店)」から「100こめのクリスマス・ケーキ」を紹介し、今度はケーキ屋の主が主人公で、女の子から指人形ももらえて良い一日だったと感じる物語であるなどと伝えた。大豆生田は絵本「クリスマス・イブのおはなし/作:長尾玲子(福音館書店)」から「サンタさんのいちにち」を紹介し、トナカイを連れたサンタが主役で、3つの作品が繋がっていたことを知れる物語になっているなどと述べた。
大豆生田は絵本「エルマーのぼうけん/作:ルース・スタイルス・ガネット、絵:ルース・クリスマン・ガネット、訳:渡辺茂男(福音館書店)」を紹介し、猫と出会った少年が子竜を助けに旅立つ物語であり、読む子どもたちはワクワクとドキドキに満たされるなどと語った。大豆生田は絵本を通して大人も一緒に楽しむことが大切であり、親から読み伝えられたという経験が子どもにとっては一緒に乗り越えた感やすごく愛情を受けた感覚になり、後々に幸せを感じられるのだなどと説いた。