ZIP! ZIP!特集
けさはいま人気拡大中、ラーメン界の三大新勢力を調査。まず向かったのは平日の渋谷。平日の昼前にも関わらず店の前には多くの人が並んでいた。今月3日、渋谷にオープンした「矢場味仙 TOKYO」。名古屋の名店がついに東京進出とあって、夜になると道路を挟んで行列が続く人気ぶり。お客さんの目当ては「台湾ラーメン」。「台湾ラーメン」といえば現在コンビニでカップラーメンも登場するほど人気のジャンル。「味仙」という名前の店は東京にも3店舗あるが、今回新たにオープンしたのは「矢場味仙」。「味仙」は台湾出身の夫婦の子ども5きょうだいがそれぞれ「味仙」という名前で経営しており、基本メニューは踏襲しながらもそれぞれ独自の味付けがされている。すでに東京3店舗を構える「味仙」は三男の店。今回東京に初進出した「矢場味仙」は長女の店だった。矢場味仙の「台湾ラーメン」の特徴は、他の味仙に比べて唐辛子とニンニクが効いたパンチのある味。「辛くても旨さが残る」と地元名古屋でもファンが多い。多くの客がリピーターとして来店していた。台湾ラーメンが誕生したのは約60年前。台湾名物の「担仔麺」を辛くアレンジしたのが発祥。その後、名古屋のご当地グルメとして発展していった。
