被災地のインスタントハウス 廃棄予定の食品で進化する簡易住宅

2025年11月22日放送 4:39 - 4:43 TBS
TBS NEWS (ニュース)

地球を笑顔にするWEEK。円柱と円錐を重ねたような形が特徴の簡易住宅インスタントハウスは早く低コストで施行でき能登半島地震の被災地に約250棟が設置された。開発したのは名古屋工業大学の北川啓介教授、大学の研究室もインスタントハウスを使用した。インスタントハウスはポリエステル製のテント・シートを空気で膨らませ発泡ウレタンの断熱材を吹きかけて完成、シートと断熱材が形を支えている。全体で力を受け流す構造のため弱いところがなく試作を重ねて強くて軽いインスタントハウスを完成させたという。北川教授は値段を落として半額にすることで2倍の人に届けられるとフードロスに着目した。海外被災地や難民キャンプに足を運び廃棄される食品を活用できないかと考えた。実用化に向けた実験の様子を初公開、ジャガイモなどお菓子や弁当工場でごみになってしまうものをシートと断熱材に変わる素材に活用していく。水を加えるとでんぷんで粘り気が出てきて布の切れ端などを浸して張り合わせて乾かすと重ねれば強度もアップする。北川教授はお菓子そのものを断熱材に使う実験も進めていて年明けにはフィリピンで組み立てる計画ということ。


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名古屋工業大学デンプンジャガイモ輪島市(石川)名古屋市(愛知)フードロスフィリピン持続可能な開発目標令和6年 能登半島地震

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