めざましテレビ NEWS
総務省は、15歳以上の男女2820人に行ったICTリテラシーに関する実態調査の結果を公表。その中で明らかになったのは、ニセ情報に接した4人に1人が情報を拡散。過去に広まった「イワシや鯨の海岸への大量漂着は地震の前兆や影響」などの偽情報を見聞きしたことがある人が844人。そのうち半数近くの47.7%が正しい情報だと思う・おそらく正しい情報だと思うと回答。さらに、こうした情報に接した人のうち、約4人に1人の25.5%が家族や友人などに伝えたり、不特定多数の第三者に情報を発信したことがあると回答。一方調査では、ニセ情報を拡散した理由について、フォロワー数を増やすためなど自分の利益や承認欲求を目的とした回答に比べ、情報が興味深いと思ったためや、他の人にとって有益だと思ったためなどニセ情報に価値があると感じた人が多い結果となった。調査結果を受け、村上総務大臣は政府として今後さらなる意識啓発の取り組みを進めていく考えを示している。