有働Times (ニュース)
余りかのトランプ大統領は「アメリカ解放の日」の始まりだと宣言し、自動車関連の追加関税25%を決めた。4月3日以降、輸入自動車への追加関税は乗用車が2.5%から27.5%に、トラックが25%から50%になる。そのため、発動を目前にしてアメリカでは日本の軽トラックを駆け込みで現金一括購入する人もいた。年間600台近くの軽トラックを販売しているというトニーさんは今後は企業努力で何とか価格を抑えるしかない、と話している。トランプ大統領の支持者は今回の追加関税を歓迎する一方、ニューヨークの町の人からは不満の声が聞かれた。日本車のアメリカへの輸出額は2024年、およそ6兆261億円で、今回の追加関税は日本の自動車産業に深刻な打撃を与える恐れがある。ジェトロが経済産業省と共同で設置した関税の相談窓口にはおよそ400件の相談が寄せられているという。