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広い範囲で晴れて気温が上がったきのうの日本列島。全国で最も高い気温となった兵庫県・豊岡市では最高気温39.3℃を記録した。また鳥取市では38.6℃と今年1番の暑さを記録するなど各地で危険な暑さとなった。東京都心も最高気温が34.1℃になり東京消防庁管内できのう午後9時までに熱中症で医療機関に救急搬送されたのは暫定値で5~97歳までの男女62人だった。このうち90歳以上の男女と30~80代の女性4人の合わせて6人が重症となっている。この猛暑のなか様々な対策も取られている。先週金曜日、東京・新宿区で行われていた阿波踊りでは踊り手のため今年から導入されたのが地下駐車場に作られた休憩所。以前は屋外にあったがエアコンのある駐車場に変更したという。ほかにもスポーツ飲料を配るなどして熱中症対策にあたっているという。またこの暑さで埼玉県の遊園地では来園者やスタッフの熱中症予防の為一部の乗り物を運休。さらに子どもたちにアイスキャンディーを無料で配り暑さ対策。100人以上の行列ができていた。そしてこの災害級の暑さで命綱ともいえるエアコンにある影響が出ていた。都内のある家庭では20年前から使っていたエアコンを買い替えたが猛暑で取り付け依頼が増え、工事まで数週間かかるケースも出てきているという。きょうも各地で危険な暑さが予想されていて、引き続き熱中症への対策が必要。