大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
きのう衆参両院で行われた総理大臣指名選挙。衆議院1回目の投票結果は自民党・石破茂総裁221票、立憲民主党・野田佳彦代表151票とどの候補も過半数を得られず石破総裁と野田代表の決選投票へ。決選投票となるのは1994年自社さきがけ政権で村山富市総理の誕生以来30年ぶり。午後3時半過ぎに決選投票が行われ、衆議院では石破総裁221票、野田代表160票、無効票84票で石破総裁が再び総理大臣に選出された。だが衆議院では少数与党となり自公あわせても過半数を得る事はできず、今後の政権運営では野党の協力なくしては予算案などの法案が1本も通せない状況。決選投票後、野田代表は「決選投票でも過半数に足りないということなので、相当厳しい政権運営になるだろう」。第2次石破政権発足を受けて記者会見を行った石破総理は「今後の政権運営にあたっては引き続き自民党、公明党の連携を基盤としつつ他党にも丁寧に意見を聞き可能な限り幅広い合意形成が図れるよう指示をした」。焦点となっている政治改革については「速やかに自民党としての案をとりまとめ、年内にも必要な法制上の措置を可能とするべく多くの党のご協力を得られるように努力してまいります」「不記載問題につきおのおのが説明責任を果たすため政倫審の場を含めあらゆる場を積極的に活用するように促していく」。政策活動費については廃止を含めた見直し、旧文通費については使途を公開するなど早急に結論を出すと述べた。自民党ではきょう午前、石破総理も出席し政治改革本部の初会合が行われた。第2次石破政権は政治改革を含め今後どのような国会運営を進めていくのか。