首都圏ネットワーク (ニュース)
銚子市の沖合では三菱商事や中部電力の子会社などで作る事業体が国の公募を経て洋上風力発電の建設計画を進めているが先月、三菱商事は資材価格の高騰などからコストが大幅に増加しているとして計画をゼロから見直す方針を示した。こうした中できょう洋上風力発電の計画を促進するため国と県が設置している協議会が千葉市内で開かれた。初めに事業者を代表して三菱商事の関連会社の担当者が現時点では詳細を説明できず見直しが完了する時期も未定だと述べた。これに対し県や市、地元の漁業関係者からは詳しい説明や計画の実現を求める声などが相次ぎ、事業者側は一日でも早く今後の方針を説明できるよう努めると応じていた。