NHK地域局発 競争激化!関西・スーパーマーケット 暮らしへの影響は?
この1年で関西に4店舗を進出させた東海地方のスーパーマーケットチェーン「バロー」。こちらは市場から運ばれた大量の魚を販売することを信条にしている。店頭には約20種、取材した日にはハマチが1尾1000円で売られていた。無料で捌くサービスも力を入れている。この販売を可能にしているのがバロー独自の買付。チラシに鮮魚は明記しないことで仕入れを柔軟に行っているという。バローの狙いは格安の魚で集客し、他の商品も買ってもらう。そのためにより広い範囲からの集客を図り、そのために広い駐車場も完備させた。現在バローでは関西での売上目標を500億に設定しているという。また東海地方だけでなく他の地域に出店することでより多くの出店を図っている。
東大阪市・高井田には首都圏に多く出店するオーケーストアが出店。こちらは「他の店より安ければ値下げすると宣言」。定番商品をどこよりも安くすることを狙っている。仕入れを絞り込み、大量に仕入れることでこの値段を実現。またお惣菜の包装などをコストダウンすることでこの価格を実現している。オーケーストアでは現在大阪府と兵庫県を中心に関西進出を図っているという
多くのスーパーマーケットが関西進出を行う中、既存店はどうしているのか?東大阪市・高井田で28年間営業する「ライフ」は店の改装を行う。近年このエリアには多くのスーパーが進出。このエリアのメインターゲットは単身者で20代から20代、共働きの過程が多い。すぐに食べられるものを充実させることは重要になる。惣菜やパン売り場は特に充実、客側から鉄板での調理も見えるようにした。また単身者向けに小さなサイズも用意、手づくりのピザなど充実させた。また衣料品や薬なども置き「ワンストップショッピング」という1店舗で多くの買い物が済むようなスタイルとしている。