情報ライブ ミヤネ屋 ナゼナゼNEWS
旧香川県立体育館は1964年に完成、世界的建築家・丹下健三が設計。丹下の主な作品:代々木競技場、東京都庁、広島平和記念公園など。2012年、「耐震性に問題がある」として改修工事の入札を3度行ったが参加事業者はなかった。2014年に閉館。2023年、県は解体を決定、ことし2月、解体工事費約10億円の予算を計上。建築家などでつくる民間団体「再生委員会」は先月民間で体育館、敷地を買い取るなどしてホテルなどに再生する案を出した。耐震改修や用途変更、初期投資に30億~60億円かかるが参画を検討する企業や複数のファンドから資金調達のめどは立っている。先月22日、香川県知事は「具体的な提案ではない。地震発生の可能性が高まる中、早期の安全確保が重要」として「予定通り解体を進める」と話した。今月5日、再生委員会は企業5社の出資意向表明を提出。7日、香川県は解体工事の入札を公告した。本村が「ここまで決まってしまったから県はやるしかないと言っている。残そうという動きがいまある以上もう一回考える必要がある」、アンミカが「現代建築物の再利用のよいお手本という形として残す。じゃらんの日本の魅力度ランキングでは香川県が1位。解体業者が手を上げていないなら話し合いの余地があるのではないか」などとコメントした。
