めざましテレビ NEWS
食欲の秋を迎えた今、気を付けるべきなのが食中毒。今月25日、岐阜・多治見市の日本料理店の弁当を食べた16人が食中毒症状を訴え、店は28日付で営業禁止に。7人が病院受診するも全員快方に向かっているという。厚生労働省のデータによると、ここ5年の月別の食中毒平均発生件数は10月が最多。専門家によると、行楽による外での食事、食中毒になりやすい食べ物の旬、免疫力の低下が要因にあるという。また、アニサキスなどの寄生虫を原因とする食中毒は全体の約46%。特にアニサキスは秋が旬のサンマ・サバ・イワシなどに寄生していることが多い。アニサキスによる食中毒を防ぐための対策として、鮮度の良いものを選ぶ、目視で確認してアニサキスを取り除く、食べる前に冷凍または加熱をして死滅させることが有効だという。