大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
米中貿易戦争などを見据え、食料増産を進める習政権。中国の湖北省には、世界最大という養豚ビルがある。26階建ての巨大なビルの中では、豚が育てられている。中国は世界一の豚肉の生産国でもあり、消費国でもある。多くの中華料理に豚肉が使用され、世界の豚肉の消費量の半分を中国が占めるという。古くから豚肉と食料が充足してこそ、天下が安定するといわれるほど、中国にとって豚肉の安定供給は重要。26階という高層化も、安定供給に向けた試みの1つだという。エアコン完備で、夏冬ともに温度が一定。餌から清掃、消毒など、多くの作業が自動化され、年間最大120万頭を飼育することが可能。中国が力を入れるのは養豚だけではない。特に習政権が急ぐのが、トウモロコシや大豆などの主要作物の増産。そのために遺伝子組み換えの作物を解禁する動きも出てきているという。