3人に1人が”認知症”危機?/3人に1人が”認知症”?

2024年5月9日放送 16:34 - 16:45 日本テレビ
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きょうのギモンは「3人に1人が“認知症”危機?」。厚生労働省が最近の推計を出したという。2040年には日本にいる65歳以上の約3人に1人が認知症、またはそれの前の段階になる。
2040年の推計(厚生労働省がきのう公表)を紹介。軽度認知障害(MCI)と認知症は計約1197万人で約3人に1人となる。認知症は1人暮らしが困難。軽度認知障害はもの忘れが多い、新しいものが苦手になるなど、放っておくと認知症に進行するかもしれない。きょうのポイントは「認知症 対策次第で減少も?」「認知症予防・やるなら今!?」。最新の調査では10年前と比べ認知症は12・3%と2.7ポイント減少、MCIは15.5%と2.5ポイント増加。九州大学大学院医学研究院・二宮利治教授の分析によると、喫煙率の低下、生活習慣の改善、健康意識の変化によって前段階から認知症になる人の割合が減った可能性があるという。前段階のMCIから健常な状態になった人は1年で約16〜41%。
認知症の「適切な予防」とは。生活習慣病を予防する。45歳65歳未満の中年期に肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などになると認知症の危険が高くなる。認知機能の改善について、麻雀や囲碁で効果が期待できるという。認知機能や短期記憶の維持がみられたという報告もある。体を動かす運動も効果があるという。運動習慣がない人は認知症リスクが1.82倍だという。理想は1時間以上を週3回以上。散歩程度でもOK。運動習慣がある人は約33%認知症になりにくい。早めのウオーキング、サイクリング、ダンスなど中強度以上の運動で認知機能改善が期待される。食事を楽しめる「変化」。変化に富む食事を楽しむと認知症予防として有効。旬の食材、彩り、温冷、和洋中。仕事を辞める年齢が1歳高くなるごとに認知症のリスクが3%低下するという。楽しめる活動や生きがいに取り組むことで認知症予防になる。厚生労働省、MCIで検索するとたくさんの認知症予防対策を紹介したパンフレットがあるという。


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