THE TIME, 関心調査
北海道で震度4の地震が相次いでいる。関心度:10代~50代女性・2位、10代と20代男性・2位。きのう、北海道日本海沿岸の地震や津波による被害想定が初公表された。30年以内の地震発生確率は0~0.1%。被害が最大の場合は建物全壊は約1万6000棟、死者は約7500人、避難者は約5万9000人。特徴としては揺れが大きく、津波到達時間は短い。北海道では1か月で震度1以上の地震が23回、震度4の地震が5回発生している。きのう夜は浦幌町で震度3(M5.2)の地震が発生。内閣府は2021年に千島海溝沿いの巨大地震想定を発表している。想定の震源域は北海道から東北にかけて。30年以内の地震発生確率(M9クラス)は7~40%。死者数は約10万人、建物全壊は約8万4000棟。予測される最大津波は約30m。東北大学・富田史章助教によると「低いクラスの余震等を含めて活発な地震活動がある領域。大きな影響はないと考えているが注視していく必要がある」。東北大学などの研究グループが2019年から5年間、根室沖海底の調査を実施している。富田助教は「ひずみが起きている場所。M7以上の地震発生の場合、プレート境界で滑りが誘発される可能性がある」と指摘。日頃から防災意識を持って事前準備を呼びかけた。