大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
今年の暑さは生活に影響をもたらしている。交通インフラでは線路や道路が熱で変形して交通機関が止まるリスクが急上昇している。北海道では先月、レール温度が上昇し変形する可能性があり、一部の列車が運休になった。農作物は高温障害により野菜などの生育に支障が出て、8月以降の野菜相場が高騰の兆しを見せている。さらに、米どころの東北や北陸では渇水が深刻化しており、宮城・鳴子ダムや新潟・早出川ダムでは貯水率が0%になっている。元衆議院議員・杉村太蔵は「北海道では酪農が深刻。子どもたちが外で遊べないので、夕方や朝方など外に出られる時間は運動させてあげたい」とコメントした。
水不足が続く東北や北陸では雨が降っている。きょうは太平洋側は晴れて猛暑日続出だが、前線が南下してきているため、東北や北陸、九州で雨が降っているが、大雨になっているところもある。能登半島や新潟に活発な雨雲がかかっており、石川県能登と新潟県佐渡に土砂災害警戒情報、石川県と新潟県に大雨・洪水警報が出ている。このあと北陸や東北で雨が続き、関東も局地的に激しい雷雨になるおそれがある。あすにかけて前線が南下しながら活動が活発になり、ライン状の危険な雨雲が北陸や東北、山陰地方にかかってきて災害級の大雨になるおそれもあり厳重な警戒が必要。予想雨量は北陸で180mm、東北150mmなどとなっている。週末から猛暑日が解消してくる。お盆休みは天気が不安定になるが、35℃以上の予想はなく過ごしやすくなりそう。来週後半、大阪や名古屋は猛暑日が復活となりそう。