AIでインフラ点検方法を変革

2024年7月13日放送 10:31 - 10:44 テレビ東京
ブレイクスルー (ブレイクスルー)

東京・渋谷区にある「アーバンエックステクノロジーズ」の紹介。アーバンエックステクノロジーズ・前田紘弥代表は、老朽化した道路などのインフラをAIを使って解決する技術者。アーバンエックスは道路の穴やひび割れ、白線のかすれなどさまざまな損傷データの収集をしている。集めた画像は500万枚以上。集めた画像データを自治体に販売し、道路の早期修繕につなげている。ダッシュボードに置かれたスマートフォンで道路を撮影しながら走る。それだけで道路の損傷を簡単に発見できるという。スマホには前田代表が開発した道路の損傷を検知するAIのアプリが入っていて、撮影した映像から自動でその箇所を見つけることができる。これまで道路点検は自治体の職員らが目視で行ってきた。しかし見落としや目の届かない場所もあった。一方、このシステムは車で走るだけで、道路の損傷を目視以上の精度で見つけることができる。AIが損傷の種類を解析し、地図上に表示する。更に、道路の損傷データをより多く集めるため損害保険大手・三井住友海上と協力し、契約者のドライブレコーダーおよそ4万台にアーバンエックスのAIアプリを搭載。ドライブレコーダーを活用することで全国の広範囲のデータを効率的に集めることができる。
今全国の自治体ではどのようなことが起こっているのか。茨城県桜川市役所の建設課。市民から道路に陥没があるという電話が。その場所へ駆けつけると道路は穴が開きボコボコに。すると市の職員が補修工事に取りかかった。その理由は、人手不足と予算不足で道路の損傷の発見も補修も後手後手。業者への発注もままならない。少しでも早く損傷を発見し補修するために、アーバンエックステクノロジーズ・前田紘弥代表が開発したAIによる点検技術が必要とされている。
アーバンエックステクノロジーズ・前田紘弥代表がインフラの老朽化に問題意識を持ったのは大学生のとき。土木とITを掛け合わせ道路の点検を効率化できないか。そこで現在の基礎となるAIを活用した研究をスタートした。一度は三菱総研に就職したが、学生時代の研究を世の中に役立てたいとの思いが強まり退社を決意。その後大学に戻り、道路点検AIを開発。2020年、アーバンエックステクノロジーズを創業。しかし、大きな壁の存在に気付かされる。


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