サンデーモーニング (一週間のニュース)
気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」で11月24日(日)、インドの代表が示した強い不満。今後10年間、先進国側から途上国に対し、毎年3000億ドル(約46兆円)の資金援助を行う目標で合意したものの、途上国側からは“少なすぎる”との批判が出た。二酸化炭素などを大量に排出してきた先進国と、近年、排出量が増えている途上国との溝が改めて浮き彫りになった形。今回の会議について、クリエイティブディレクター・辻愛沙子さんは「排出をしている国と負担を強いられがちな途上国の関係性を忘れてはいけない」などとコメントした。