モーサテ (ニュース)
大和証券CMアメリカ・高橋諒至が17日の株式相場を解説。TSMCが好決算を発表し、半導体株が上昇。成長株がけん引し、ナスダックとS&P500は最高値を更新。今回のTSMCの決算は第二四半期だが、同時に発表した第三四半期の売上高見通しも市場予想を上回った。2025年第四四半期に関してはTSMCの25年通期の売上高見通しでは伸びが鈍化。これまでの業績を考えるとその可能性は低く、アナリストからは今後の上方修正を期待する声もあった。TSMCは業界全体の指標とみられる銘柄で、きょうの半導体株の上昇に違和感はない。 長期金利の低下をみると、前月比の伸び率は市場予想を上回ったが、実数では相互関税が発表された4月以降に減少していたため総じて横ばいの印象。小売売上はインフレの影響を加味していない指標であり、関税による在価格の上昇が押し上げたとの見方もある。