- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 的場浩司 にしおかすみこ
年収の壁には100万の壁(住民税)、103万円の壁(所得税)、150万の壁(配偶者の税金)がある。社会保険の壁として106万の壁、130万の壁もある。106万円の壁、130万円の壁により世帯全体の手取りがガクンと落ちてしまう。
- キーワード
- 年収の壁
フリーランスのし会社・蜜柑さん(仮名・48歳)を取材。3人の子どもを子育てしながら働く。一昨年まで夫の扶養内で、去年扶養を外れた。仕事量を増やし、年収を67万UP円させた。しかし、国民年金、国民健康保険で35万円の出費になり、高等学校等就学支援金が月3万3000円から9900円に減らせてしまい、増えた税金も含め67万円が出ていってしまった。
「家族手当」は企業ごとの制度なので、支給の基準は会社に確認をとる。健康保険によって「人間ドックの補助」「一定額以上の医療費の還付」が受けられる。「130万円の壁」を超えてしまったら、パート先の事業主の証明で「被扶養者認定」ができる。そして、加入先の健康保険組合に証明書を提出する。
にしおかすみこさんは、「介護は全体にヘルパーさんが人手不足もあるので、流れが家族で誰か面倒を見られる人がいたら家で見ましょうねの雰囲気なんですよ。だから働きたくても働けないのはすごいわかります」と話す。にしおかさんは母の介護に加え、姉はダウン症だという。
手取りが減らない働き方を検討した。夫と話すべき3つのことは次の通りだ。「“手取り”が減らないか?」「勤務時間を増やせるか?」「夫はどう考えているのか?」。
社会保険料は労使折半で負担している。健康保険や厚生年金の保険料は原則会社と働いている人が折半。そのため、会社が社会保険にいれるとパートの社会保険料が発生し、それを嫌がる会社も存在する。国は従業員1人あたり最大50万円を支援する制度を作った。
母の介護が必要になり、会社員生活は一変したという人物を取材した。夫の扶養内で働くことも視野に入れるという。
配偶者の扶養に入ると国民年金、国民健康保険の負担はない。VTRに登場したノンタンさん(仮名)について、深田晶恵さんは正社員を辞めないほうがいいと指摘。正社員の方が受けられる制度が多い。扶養制度はセーフティーネットの側面もあり、重い病気で退職せざるを得なくなった時、配偶者の扶養に入ることで国民年金・国民健康保険の負担がなくなる。