- 出演者
- 天野ひろゆき 塚原愛
スタジオトーク。冬のイメージが強い白菜だが、今回は夏白菜を紹介する。本田剛文は夏白菜の特徴としてみずみずしくてシャキッとしていて甘いことなどを紹介した。天野ひろゆきらは生の夏白菜を試食し、そのみずみずしさや甘さに驚いた。林田幸之介は7~9月に出荷される白菜の約87%が長野県産であることを紹介した。
御嶽山のふもと、長野県木曽町の白菜農家の中田さんを訪ねた本田剛文。広大な白菜畑で12万個以上の白菜を生産している。収穫は午前3時からということで、本田が訪ねたときにはこの日の収穫はもうj終わっていた。本田は午前3時に改めて畑を訪れた。標高は約1,000m、夏でも涼しい気候が甘い白菜を育てるヒミツ。夜の気温が低いと呼吸が抑制され、糖が失われず甘く育つ。白菜を切って収穫時期かどうかを見極めた上で、手作業で収穫していく。甘さを損なわないよう、気温が低い早朝に収穫を終える。この日は収穫後、種まきも行った。木曽の夏白菜は種まきから収穫までは約60日と短時間で育つ。絶え間なく出荷できるよう、収穫と並行して種まきも行っている。木曽の白菜は種を直接畑にまく。そうすることで根が地中深くまで伸びるため、より多くの水分を吸収してみずみずしくシャキッとした食感につながる。発芽しない可能性や生育にばらつきがあるため、種は1箇所に2つまく。2つとも発芽したら1つを間引く。中腰で1日あたり約2,000本も間引くのはかなりの重労働。中田さんの長男も手伝っている。
スタジオトーク。本田は、木曽の夏白菜は70年前から作られており、今では京都や大阪などにも出荷され、料亭などで漬物として重宝されているなどと話した。天野らは浅漬けを食した。本田は地元の方に聞いた話として、塩だけじゃなくて砂糖も入れるのが浅漬けづくりのポイントだと話した。林田は収穫直後と収穫から1日後の白菜の断面の比較画像を紹介した。収穫直後は中心が黄色いが、1日後は緑色になっている。白菜はカットして日にちが経つと、黄色い部分が緑色に変化する。つまり、カットされた白菜を買うときは(よりみずみずしい)黄色い部分が残っているものを選ぶと良い。
林田幸之介はJA木曽の奥原さんに、夏白菜を使った料理「夏白菜そうめん」を教わった。トマトジュースとめんつゆなどで作ったタレを、細ぎりにした生の白菜にかけたそうめん。
続いて、白菜とサバ缶を使った煮物「夏白菜のサバ缶煮」を教わった。白菜とサバ缶を鍋に入れ、味付けのしょうゆを加えて煮る。白菜の水分とサバ缶の汁があるので水は加えない。
続いて、みずみずしさをいかした地元料理「夏白菜シューマイ」を教わった。白菜の葉を皮の代わりに使ったシューマイ。葉を電子レンジで温めてしんなりさせてから包む。
奥原さんが教えてくれた夏白菜料理のうち、「夏白菜のサバ缶煮」と「夏白菜シューマイ」をスタジオの出演者たちが試食した。「これだけ煮てもシャキシャキが残ってる」「甘味がしっかりしてるからサバに負けてない」(サバ缶煮)、「皮に味が染みてるのにシャキシャキ」(シューマイ)などと感想を話した。地元では未来の担い手を育てようと、小中学生に白菜の収穫体験をしてもらっていることが紹介された。
白菜生産者の中田さんたちが、「開田高原の夏白菜、食べにきてくりょー」と話すVTRが流れた。
- キーワード
- 白菜
「これまでも、これからも」が流れた。
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